福島牛Magazine「わ」 健康コラム

File.2
管理栄養士横川 仁美さん

牛肉はタンパク質だけじゃない!鉄分で内側から健康美をサポートする食材!

牛肉は、たんぱく質が豊富なだけでなく、鉄分の優れた供給源でもあります。鉄分は赤血球の成分として酸素を全身に運ぶ重要な役割を担いますが、汗などで失われやすいため、毎日補うことが大切です。鉄分が不足すると、疲れやすさや肌のくすみ、免疫力低下を引き起こすことがあります。牛肉に含まれる鉄分は吸収されやすく、特に赤身の部位に多く含まれています。さらに、牛肉は野菜や果物と組み合わせやすく、これらの食品に含まれる鉄分の吸収も高めることができます。

赤身肉で楽しむイタリア料理!薄切り牛肉のタリアータ

材料(2人分)

牛肉(もも、ランプ肉など)
280g
塩(下処理用)
適量
黒こしょう(下処理用)
適量
にんにく
3片(15g)
オリーブオイル
大さじ4
ローズマリー
10㎝
〈バルサソース〉Aバルサミコ酢
大さじ2
〈バルサソース〉A赤ワイン
大さじ1
〈バルサソース〉Aはちみつ
大さじ1
〈バルサソース〉Aバター(有塩)
10g
〈バルサソース〉A醤油
小さじ1/2
〈バルサソース〉オリーブオイル
小さじ1

作り方

  • 下準備

    ・牛肉の両面に塩と黒こしょうをふり、ラップをかけて10分ほど置き下味をつける。
    ・にんにくは皮をむいて2mm程度の輪切りにする。

  1. 1

    フライパンにオリーブオイル(大さじ4)、にんにく、ローズマリーを入れて中火で加熱し、にんにくがこんがり色づいたら取り出しておく。

  2. 2

    同じフライパンに牛肉を入れ、フタをして強火で1分半蒸し焼きにする。裏返してさらに1分半蒸し焼きにする。

  3. 3

    アルミホイルを2枚重ねて皿に敷き、フライパンの中身をすべて移して包む。10分ほど蒸らした後、牛肉を取り出し、5mm程度の薄切りにする。

  4. 4

    空いたフライパンの余分な油を拭き取り、Aを加えて中火で加熱し、軽く煮詰めたら火を止め、オリーブオイル(小さじ1)を加えて混ぜ合わせる。

  5. 5

    薄切りにした牛肉と取り出しておいた、にんにくを器に盛り付け、仕上げにソースをかける。

ポイント

  • にんにくとローズマリーで香りをしっかり引き出すと、牛肉の風味がより引き立ちます。

注意点

  • 食中毒に対する抵抗力が弱い方は、中までしっかり焼いて食べるようにしましょう。
  • はちみつを使用しているため、1歳未満の乳児には食べさせないでください。

教えてくれた人

横川 仁美さん管理栄養士

管理栄養士として2500人以上に食のアドバイスを提供。現在は食専門ライター兼料理研究家として記事執筆や企業様の商品アレンジレシピ、飲食店向けのメニュー提案を行う。

横川さんのホームページ

【ホームページ】 https://yokokawa-hitomi.com/

【2025年2月10日号】

「健康コラム」一覧に戻る