福島牛Magazine「わ」 健康コラム

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管理栄養士横川 仁美さん

牛肉で効率よくタンパク質を摂って、美と健康を支えよう!

牛肉は、タンパク質を豊富に含む食材で、美容と健康を支える強い味方です。タンパク質は肌や髪、骨、筋肉といった体の基本的な材料になるだけでなく、ホルモンや消化酵素の生成にも欠かせません。日々の食事に牛肉を取り入れることで、内側から美しさと元気をサポートしましょう。

牛肉を食卓に取り入れる3つのうれしいポイント

1.タンパク質をしっかり補給!
牛肉には、部位によって異なりますが、100gあたり約14~20gのタンパク質が含まれています。特に赤身肉は比較的脂肪が少なく、ダイエット中でもタンパク質をしっかり摂ることができます。
2.必須アミノ酸をバランスよく摂取!
牛肉は、タンパク質を構成するアミノ酸のうち、体内で作れない「必須アミノ酸」をバランスよく含み、そのアミノ酸スコアは100と非常に高いのが特長です。植物性タンパク質より効率よく吸収され、健康維持に理想的なタンパク源です。
3.噛みごたえで満足感アップ!
牛肉はしっかり噛むことができるため、自然と噛む回数が増え、満足感を得やすい食材です。特に厚切りや塊肉を選べば、さらに満腹感が高まり、食事も楽しくなります。
牛肉を取り入れながら、他の肉や大豆製品も取り入れて、バランスの取れた食生活を意識しましょう。

寒い冬にあったか!ごろっと厚切りビーフの贅沢シチュー

材料(2人分)

牛肉(肩、もも、すねなど)
200g
にんじん
1/2本(80g)
玉ねぎ
1/2個(100g)
じゃがいも
1個(120g)
バター(有塩)
15g
〈A〉水
250ml
〈A〉赤ワイン
50ml
〈B〉デミグラスソース缶
1/2缶(150g)
〈B〉はちみつ
小さじ1
〈B〉トマトケチャップ
大さじ2
〈B〉塩
少々
〈B〉黒こしょう
少々
生クリーム
適量

作り方

  • 下準備

    ・牛肉は、大きめの1口大に切る。
    ・にんじんは皮をむき、乱切りにする。
    ・玉ねぎは皮をむき、5mm幅の薄切りにする。
    ・じゃがいもは皮をむき乱切りにし、面取りをする。

  1. 1

    鍋にバターを入れ、中火で牛肉に焼き色がつくまで焼く。

  2. 2

    にんじんと玉ねぎを加え、バターが全体に回るように炒め、玉ねぎの色がきつね色になるまで炒める。

  3. 3

    〈A〉を加えて沸騰させ、アクを取り除いたら蓋をして弱火で1時間ほど煮る。

  4. 4

    じゃがいもと〈B〉を加え、さらに1時間ほど煮る。

  5. 5

    器に盛り付けて、生クリームをかけ、お好みでクレソンを添える。

ポイント

  • じゃがいもは面取りをすることで煮崩れを防ぎます。
  • 煮込むときは焦げ付かないように注意し、時々混ぜ合わせたり、水を足したりしてください。

教えてくれた人

横川 仁美さん管理栄養士

管理栄養士として2500人以上に食のアドバイスを提供。現在は食専門ライター兼料理研究家として記事執筆や企業様の商品アレンジレシピ、飲食店向けのメニュー提案を行う。

横川さんのホームページ

【ホームページ】 https://yokokawa-hitomi.com/

【2024年12月10日号】

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