福島牛Magazine「わ」 畜産農家訪問 育む人

福島牛の「輪」数珠つなぎ!!
伊東 宏和さん

「福島牛の輪(畜産農家~卸売店~販売店・料理店)vol.2」【畜産農家編】

良い牛を育てる秘訣は、当たり前を続けること。

「体調管理をしっかりすることも、牛舎をきれいにすることも全部当たり前のこと。でも、その当たり前を続けることが良い牛をつくることにつながるんだよ」と話す相馬市の肥育農家・伊東宏和さん。就農した翌年に震災に見舞われ、風評被害で正当な評価がされない時期でも淡々と続けてきた「当たり前」は、今では奨励会や品評会でも高く評価されるなど、確かな結果を残しています。さらに自分で育てた牛を農協や販売店を通して直接味わう機会が多いことも伊東さんにとっての大きなやりがいに繋がっています。

【“福島牛の輪”美味しさのバトン】JAふくしま未来さんを紹介します!

【相馬市】

伊東 宏和さん

2010年に両親の後を継ぐ形で就農。現在は約60頭の肥育を行う傍ら、米農家も兼業。同じ地域の畜産農家と切磋琢磨しながら良い牛づくりのため、日々奮闘しています。

【2022年2月1日号】

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