福島牛のメンチカツ

「牛豊 朝日店」は、福島牛をはじめ県産牛にこだわった焼肉レストラン。福島牛の魅力を知り尽くした“福島牛のプロ”ともいえる店長の飯島さんに、肉感たっぷり、福島牛の旨さを味わえる「メンチカツ」を教えていただいた。家庭でも作りやすい一品だ。
材料
- 福島牛(5mm程度の細切り)
- 玉ねぎ(細かめのみじん切り)
- 卵、牛乳、パン粉(タネ用と衣用)
- 塩、ブラックペッパー、おろしにんにく、味の素
- (付け合わせ)キャベツの千切り、プチトマト
作り方
- 福島牛、玉ねぎ、卵、小麦粉、パン粉、おろしにんにく、塩、ブラックペッパー、味の素を加え、タネをまとめる
- 小麦粉、卵、パン粉の順に衣をつける
- 170度で片面1分~1分40秒、裏返して1分~1分40秒揚げる
- 付け合わせの千切りキャベツとともに皿に盛りつけて完成
- ソースを添えて食卓へ

肉感のあるメンチカツ
挽肉でなく細切りで使用することで、肉感たっぷり、ガッツリ系のメンチカツに仕上がる。焼肉の残りを使うのもよい。薄切り肉なら少し大きめに切れば、さらに異なる食感が楽しめる。一方玉ねぎのみじん切りは、大きいとタネがまとまりにくくなるのでできるだけ細かく刻もう。また、玉ねぎは今回生で使用したが、炒めると甘みが増し、柔らかな仕上がりになる。
まん丸メンチカツ
丸いメンチカツは中まで火を通すのが難しいと思われがちだが、実は1分40秒ずつ両面を色よく揚げた後、ラップをせずに電子レンジに1分程度(500~600w)かければOK。
平らに作る場合は、揚げる直前に真ん中にくぼみをつければ中央まで火が通りやすい(揚げ時間は片面1分程度)。
揚げる際には、一旦鍋に入れたら片面が揚がるまで触らない。衣が落ち着く前に触ると崩れやすいので、我慢が大切。
料理の神髄
「私は家で料理をする際には冒険、遊び心を大切にしています」と飯島さん。「たとえば今回のメンチカツも、中にミニトマトやチーズを入れるなどアレンジしても楽しいのでは」。そんな家庭でのアイデアが、時にはお店のメニューに進化、採用されることもあるという。




「牛豊 朝日店」では、常にお客様に満足していただけるようにと、味はもちろん盛り付けなど見た目にも気を配り、料理を提供する。「『福島牛』はクセがなく、脂が甘いのが特徴。焼肉はもちろん、いろいろな料理にアレンジしやすい」とのこと。

福島牛をはじめ福島煌牛、麓山高原豚などの地元の銘柄牛、さらに敷地内にある「愛情館」の新鮮な野菜をたっぷりいただける焼肉店。ランチで、ディナーで、福島のおいしい農畜産物を味わいたい。
福島牛焼肉 牛豊 朝日店
- 【住所】郡山市朝日2丁目3-34
- 【電話番号】024-934-4129
- 【営業時間】11:00~14:00(土、日、祝日~14:30)、17:00~22:00 ラストオーダーは各30分前
- 【定休日】なし(12月31日、1月1日、1月2日は休業)
【2024年2月20日号】